診療している疾患について

緊急時やCT, MRI, 心臓カテーテル検査など高次医療、専門的診療・検査が必要な時には、
遠賀中間医師会立おんが病院 JCHO九州病院製鉄記念八幡病院
新水巻病院、JR九州病院などとの連携体制をとっています。

骨粗鬆症治療の注射薬であるボンビバ・テリボン・プラリアも常時対応可能です。

食餌療法については、低炭水化物食(糖質制限食)・ケトン食・原始人食・減塩食・ゲルソン療法・Wahl's protocol などについて、科学的根拠に基づいた検証をしております。
低炭水化物ダイエットのナゾ
減塩7g/日以下を達成して、薬に頼らず高血圧・心不全・浮腫を克服された患者さんもいらっしゃいます。
食塩の一日摂取量は、随時尿(スポット尿)で検査できます。予約や準備は不要です。ご相談ください。

専門医の先生方と連携し、プライマリ・ケア(総合診療・家庭医学)を行っています。
検査についてはスクリーニング検査(初期診療における拾い上げ検査)を主としています。
精密検査・高次医療が必要な際には、基幹病院へご紹介しています。

◎診療疾患の例

〇神経系

線維筋痛症・脳卒中後遺症・片頭痛・パーキンソン病・レビー小体型認知症・アルツハイマー型認知症など。
確定診断のための精密検査(MRI,DATスキャンなど)、処方の初期設計は専門医の先生方に依頼することがあります。

○運動器系

慢性疼痛に対して、リリカ・トラムセット・サインバルタによる治療を行っています。
なかなか従来の鎮痛剤では痛みが治まらない方はご相談ください。
当院ではレントゲン写真による骨粗鬆症の検査が可能です。
詳細な検査が必要な際には、基幹病院へご紹介しています。

○循環器系

高血圧、心不全、心房細動、狭心症などの診療を行っています。
当院では胸部レントゲン写真と心電図の検査ができます。
冠動脈CTや負荷心電図・ホルター心電図・ループレコーダーなどは基幹病院と連携し、施行していただいています。

○呼吸器系

急性上気道炎(感冒・風邪)・気管支喘息・慢性閉塞性肺疾患(慢性気管支炎・肺気腫 ; COPD)、
睡眠時無呼吸症候群、特発性器質化肺炎(COP)など。
肺炎球菌ワクチンは助成のあるニューモバックスのほかプレベナーも常時準備しています。
禁煙外来も行っています。チャンピックス内服による禁煙治療を主としています。
外具リンク>■すぐ禁煙.jp

治療としては気管支喘息・COPD吸入薬の他、マクロライド少量長期投与なども行っています。
睡眠時無呼吸症候群は簡易検査を行っています。入院せず、自宅で検査を受けられます。
軽症・中等症であれば入院の上で精密検査を行っていただきます。
重症であれば、入院精査は不要で、当院でCPAP処方を行っています。

インフルエンザはゾフルーザ/タミフル内服・イナビル/リレンザ吸入・ラピアクタ点滴とも対応可能です。
胸部単純CTや気管支鏡検査など精密検査は基幹病院で施行していただいています。


○消化器系

逆流性食道炎・胃潰瘍・慢性胃炎・感染性胃腸炎・下痢・便秘・肝炎・膵炎など。
上部消化管内視鏡検査は予約制です。腹部エコーは随時可能です。
腹部造影CTやMRI,MRCPなど精密検査はご紹介の上、基幹病院で施行していただいています。
〇当サイト内リンク→■消化器疾患についての論文の御紹介

○代謝内分泌系

甲状腺機能亢進症(バセドウ病)と甲状腺機能低下症(橋本病)・糖尿病・痛風(高尿酸血症)など。
血液検査は随時可能ですが、高コレステロール血症の検査は食後では正確に評価できないため、空腹でご来院ください。
入院の上精密検査が必要な時などは、専門医の先生と連携を取っています。
甲状腺エコーは随時検査できます。
乳腺エコーInvenia ABUS検査については前もってお問い合わせください。
〇当サイト内リンク→糖尿病などについての論文の御紹介

○感染症

インフルエンザは迅速診断が可能です。
気管支炎・肺炎は胸部レントゲン写真で診断しています。
膀胱炎・尿路感染症は検尿で迅速に診断しています。
肺炎球菌・レジオネラ菌の迅速検査がご希望の方は、基幹病院へ御紹介いたします。

○生殖泌尿器系

膀胱炎・尿路結石・前立腺肥大など。
精密検査や手術が必要な時には、基幹病院へご紹介しています。
検尿は院内で随時検査できます。 尿細胞診、尿培養は随時対応しますが、検査センターへ外注のため
数日かかります。
前立腺癌のPSA検査は対応しておりますが、
PSA>4ng/mLである場合はJCHO九州病院・産業医科大学での精密検査をお勧めしています。


 生活習慣病にはまず‘食餌療法‘をお勧めします。ご相談ください。

*緊急性の高い時 胸痛・胸部圧迫感・胸部絞扼感など心筋梗塞・狭心症が疑われるときには、
早急に専門医療機関にご紹介します。窓口でおっしゃってください。

*他にも腹痛で腸閉塞や腹膜炎が疑われるとき、貧血症状で重症貧血が疑われるときなどにも
高次医療機関と連携し、早急に対応しています。
□外部リンク→Google siteでのご紹介



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◎検査

#1. レントゲン写真
胸部単純レントゲン写真、腹部単純レントゲン写真、骨塩定量、喉頭側面撮影を
富士フィルムのCalneo Smart S47で行っています。
フルデジタル処理で、データはすべてCD-R, DVD-Rでお渡しすることができます。
富士フィルムのホームページ

#2. 心電図
不整脈、狭心症、心筋梗塞の検査です。
食事に関係なく、随時施行できます。

#3. 腹部エコー、頸動脈エコー、甲状腺エコー、乳腺エコー
GE社の Invenia ABUSおよびLogiq P9を導入しています。
超音波を用いた体の断面図を撮影する機器です。
Invenia ABUSは乳癌、
Logiq P9は肝臓癌、胆のうポリープ、腹部大動脈瘤、水腎症、胆のう結石、尿路結石などを診断します。
腹部の走査は空腹でご来院ください。ただし緊急時には食事に関係なく検査を行います。
乳腺エコーは前もってお問い合わせください。

#4. 上部消化管内視鏡検査
富士フィルムの内視鏡システム、レザリオの経鼻内視鏡システムを導入しています。
富士フィルムのホームページ
また当院では胃の観察においては1.5%酢酸散布、AIM散布を全例施行しております。
食道でのルゴール液散布ご希望の方はお申し出ください。

#5. 感染症迅速診断
インフルエンザ・マイコプラズマの迅速診断機器として、富士フィルムのImmuno AG1 を導入しています。
目視よりも感度が良好になっております。
マイコプラズマ検査キットは取り寄せになります。前もってご相談ください。
富士フィルムのホームページ

#6. 検尿
三和科学研究所のU-テストビジュアルをビジュアルリーダーで判定しています。
目視だと個人差が出ますが、機械判定だと安定しています。
三和化学研究所のホームページ

#7. 睡眠時無呼吸症候群
フクダ電子の睡眠時無呼吸症候群を検査する機械で、簡易検査を行っています。
入院はせず、自宅で機械をつけたまま眠るだけです。
翌日返却していただいて、フクダ電子でデータを解析します。
簡易検査ですので、無し、軽症、中等症、重症と判別します。
重症であれば当院で治療を開始できます。
軽症・中等症の場合には紹介先へ入院の上精密検査を行い、
治療の必要性を正確に判断していただいています。

*狭心症の検査は、冠動脈CTや負荷心電図、心筋シンチグラム、心臓カテーテル検査ですが、
これらは基幹病院へご紹介しています。

*MRIによるDWIBS撮影やMRCP, MRA は、おんが病院へご紹介しています。
DWIBS撮影については→ DWIBSの解説

*CT撮影についても基幹病院へ御紹介してます。ご相談ください。


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